不妊治療経験者は10人に1人、平均34.1歳
「子どもが欲しい」という人が8割以上いる中、産むためのカラダ作りに取り組んでいる人はどれくらいいるのだろうか。
全体で82.9%の人が「興味がある」と答えた。さらに、婦人科検診や不妊治療経験の有無を聞いてみると
健康管理と合わせて、産むためのカラダ作りの第一歩でもある 婦人科検診は全体で5割以上の人が「行ったことがある」と回答。「定期的に行く」など、意識が高い人も27.3%いた。とはいえ、「一度も行ったことがない」という人も16.5%もいる。
シングルとディンクスでは、「行ったことがある」と答えた人がシングル53.4%、ディンクス56.1%と大差ないが、「定期的に行っている」人はシングル19.9%、ディンクス31.7%と10ポイント以上の差が生まれた。さらに、「一度も行ったことがない」人もディンクス11.9%に比べ、シングルは24.4%と約4人に1人が婦人科を受診したことがないという結果となった。
不妊治療に関しては、ディンクスの回答者に限定すると「行ったことはない」人が78.5%と多数だが、「行ったことがある」「現在、治療中」という人が合わせて19.4%もいた。(ちなみにシングルでは「現在治療中」、「行ったことがある」がそれぞれ1人ずついた)。つまり、ウーマンオンライン読者の中では、約5人に1人が不妊治療経験がある。この「行ったことがある」「現在、治療中」という読者の平均年齢は、34.1歳だった。
「産めるカラダとしての自信」については、「ある」43.4%、「ない」47.2%と、ちょうど二分した。だが、ここでも20代と30代でクロスをかけると大きな差が生まれる。
20代で「自信がある(まあまあある含め)」と答えた人は52.9%、「自信がない(あまりない含め)」と答えた人は36.2%。30代ではこの比率が逆転し、「自信がある(まあまあある含め)」と答えた人が39.8%なのに対し、「自信がない(あまりない含め)」人が52.9%と半数を超える。年齢が上がるにつれ、「産めるカラダ」としての自信を少しずつ失っているようだ。 |