つぼ療法は中国に起源を発するつぼ」は針を刺したりするので、とても小さい点と思われがちで、探すのも大変そうですがそんなことはありません。つぼの大きさを指の腹ぐらいにイメージして探してみましょう。不思議とぴたっとくる場所があって、押すと「効いている!」と感じます。そこがつぼの位置です。
また、頭蓋骨に覆われている顔以外、骨の上にはないことがほとんどです。これもつぼを探すうえでの目安。多少位置がずれても、副作用などはもちろんありませんからご安心を。 つぼの押し方「つぼ」を押すときは、やや強めの力で押してください。「ちょっと痛い!」と思うぐらいが最適。押すときには利き手の人差し指を使うといいでしょう。 さらに、指先を肌から離さずに、10円玉大くらいの大きさの円を描くように、指を左右に20回ずつまわします。時間がなければ10回ずつでもいいでしょう。 また、指をまわす方向の順番としては左に20回、右に20回が良いですが、あまりこだわらなくても大丈夫です。気が向いたときや、気がついたときに一日何回でも押しても問題ありません。 つぼにはたくさんの種類がありますが、まずは花粉症の症状を軽くするような、予防のつぼ3つをご紹介します。これらのつぼは、特に「原穴(げんけつ)」とよばれる種類のつぼで、人間の体にあるつぼの中でも、特に重要な役割を担っています。
できれば花粉の季節が始まる前から、定期的に押すことをおすすめするつぼです。花粉症の症状以外のいろいろな症状にも力を発揮してくれます。 合谷(ごうこく)手の甲の人さし指と親指の骨が交わるところの内側にあります。
このつぼは花粉症の鼻に関する症状をはじめ、目など顔全体の症状のほか、肩こり、生理痛などにもおすすめのつぼです。なるべく手を大きく開いて、押すほうの手ではさむようにして押すと、うまく押すことができます。 太衝(たいしょう)足の親指と人さし指の間をV字に結んだ際の谷間のところにあるつぼです。
このつぼは涙目や目のかゆみといった目の症状のほか、ストレスなど精神的な問題をゆるめるときにも使います。 太淵(たいえん)親指の付け根と手首のしわの間のくぼみにあるつぼです。
このつぼは鼻の諸症状に良いほか、風邪のときや、肺など呼吸器系の調子が悪い人にもぜひ活用して欲しいつぼです。 |